Officeファイル圧縮ソフト「NXPowerLite」は、民間企業だけではなく、官公庁でも広く活用されています。
本日、海上自衛隊様におけるNXPowerLite導入事例を発表いたしました。
プレスリリースはこちらです。
オーシャンブリッジ、海上自衛隊のソマリア沖海賊船対処活動における
Officeファイル圧縮ソフト「NXPowerLite」の活用事例を公開
〜帯域の限られた衛星通信ネットワークでも、
大容量ファイルを迅速に送受信〜
報道でご存知の通り、海上自衛隊は最近、ソマリア沖・アデン湾における海賊船対処活動のために、艦艇や航空機を派遣しています。こうした艦艇や航空機と基地との間の通信は衛星回線を使っています。
隊員の方が作成された報告書などは、この衛星回線経由の電子メール等でやり取りされます。でも、報告書に派遣先の現地の写真などを貼り付けると、ファイルサイズが数メガバイトと重くなり、とてもメールでは送れません。特に衛星回線の場合、状況によって帯域は64Kbps〜512Kbpsと非常に限られてしまいますので、送れない、送っても届くのに時間がかかる、送ってもタイムアウトしてダウンロードできない、といった問題が発生していました。
つまり、海外派遣活動の最前線である艦艇の搭乗員が、必要な情報を迅速にやり取りできず、「情報弱者」になってしまっていたのです。
そこで、NXPowerLiteをご採用いただきました。今年の春に5,000ライセンスをご購入いただき、ソマリア沖に派遣されている艦艇・航空隊を始め、各部隊に配備していただきました。これにより、写真を貼り付けた報告書のファイルサイズが劇的に小さくなり、衛星回線経由の電子メールでも、サクサク送受信できるようになりました。
最前線の部隊の「情報弱者」状態が解消されたのです。
今回、オーシャンブリッジというベンチャー企業が日本に持って来た、海外のベンチャー企業のソフトウェアが、日本の防衛省・海上自衛隊で正式採用されたわけですが、ここまで来るには紆余曲折がありました。
防衛省関係で営業活動をしていると、「商品がいいからと言って採用されるとは限らない」ということをよく言われます。僕もいろいろな人に何度も何度も言われました。（防衛省・自衛隊関連は僕が営業担当です。笑）
防衛省・自治体の幹部クラスの方に気に入っていただいても、そこにはいろいろなしがらみや思惑が絡むため、物事はすんなりとは進みません。
ではなぜオーシャンブリッジのNXPowerLiteが正式採用されたのか？ということについては、また機会を改めて書いてみたいと思います。
●NXPowerLite導入事例｜海上自衛隊様
●プレスリリース：オーシャンブリッジ、海上自衛隊のソマリア沖海賊船対処活動におけるOfficeファイル圧縮ソフト「NXPowerLite」の活用事例を公開
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