昨晩、家族三人でNamak Cafeに行ってきました。
お目当ては、鹿肉です!
まずは鹿カバーブ。
手前がくび、真ん中がもも、奥がハラミです。全て同じ鹿の個体から取れた肉です。
ももは赤身肉らしいしっかりした肉質。ハラミは適度な脂がおいしい。くびは弾力感ある歯ごたえ。同じ鹿でも全然食感が違います。
そしてどの肉も、噛むほどに、素朴で力強い野生の肉の味が感じられます。うまい!
こちらは鹿スープ。
骨付きの鹿肉をじっくり煮込んであります。肉はもうホロホロ崩れています。
鹿肉の野趣あふれるうまみがスープに溶け出して、うまい!力が出ます!
そして締めは鹿雑炊。
これも絶品。鹿肉のエキスが溶け出したスープがご飯にしみ込んで、もううまいとしか言いようがありません。
この鹿肉は、Namak Cafeの常連でプロの猟師のトシさんが獲ってきてくれたもの。トシさんは狩猟の季節になると、日本全国を飛び回って、鹿やイノシシ、熊、キジバトなどを狩り、都内の高級フランス料理店などにジビエの素材として卸しています。
そしてそうした肉をNamak Cafeにも持って来てくれるので、マスターのシンさんの調理を経て、僕たちもお相伴にあずかれるのです。
毎年この季節に、Namak Cafeで、トシさんが獲ってきた野生の動物の肉をいただくと、いつも自然の力強さ、そしてありがたさを感じます。
おいしく力強い鹿肉のお陰で、初めて家族三人で迎えた結婚記念日が、すてきなものになりました。
トシさん、シンさん、ありがとうございました!