昨日の夕方、あまり期待せずにビックカメラ渋谷東口店に立ち寄ったところ、ニンテンドー3DSが普通に売られていました。
まさか在庫はないだろうと思っていたので、店員さんに「今予約するといつ手に入りますか?」と聞いたのですが、「今、在庫ありますよ」とのこと。これはラッキーと、その場で購入してしまいました。色はアクアブルーです。
これまでニンテンドー3DSにはあまり食指が動かず、「まあ3Dを活かしたソフトが出てきてからかな」と思っていました。ゲームを全くやらないうちの奧さんは、珍しく興味を持っていたのですが。
でも、昨日、 @digitalbear さんのブログ記事「B-log Cabin TP: Nintendo 3DS は AR (拡張現実)ゲームが面白い、というレビュー」を読んで心動かされ、その後ご本人からTwitterで「IT 経営者はすべからく体験すべし!!」と背中を押され、思わず財布のひもを緩めてしまいました(汗)。
本体と同時に「ウイニングイレブン 3DSoccer」と「リッジレーサー3D」も購入。でも一番インパクトがあったのは、やはり@digitalbearさんの言うとおり、本体プリインストールの「ARゲームズ」でした。AR(Augmented Reality)、つまり拡張現実を駆使したゲームです。
3DS本体背面のカメラ(3D対応のため2つ付いている)でテーブルの上を写し、そこに同梱のキャラクターカードを置くと、
あら不思議、カードの上に、マリオやリンクなどのキャラクターが出現します。
それだけではありません。今度はテーブル自体がゲームの舞台に。
クエスチョンマークのカードの周りに、椰子の木や的などが出現。
この的をめがけて弾を撃てるのです。
そして驚くのが、テーブル自体が、ゲームの舞台として波打ったりせり上がったりしてしまうこと。思わず「おお!」と声を出してしまいました。
そしてテーブルの中からドラゴンも登場。
いや、すっかりARの世界にのめり込んでしまいました。ARだけでもおもしろいと思うのですが、これが全て3D映像で楽しめますからね。これは確かに、一度試してみる価値ありです。
うちの奧さんも、このARゲームズには「すごい!」と声を出してビックリしていました。ちなみに娘(もうすぐ一歳)は、珍しく声を上げて喜んでいる母親を見て、不思議そうな顔をしていました(笑)。自分が3DSで遊べるのは、もう少し大きくなってからだねー。
さて、やはりプリインストールの「ニンテンドー3DSカメラ」も楽しめます。
本体背面の2つの3D対応カメラで、周囲を撮影して画像を保存できます。画像はもちろん3Dで再生できます。
自分の身の回りのものを撮影して3Dで再生できるというのは、なんだか不思議な感覚です。純粋に3Dを楽しめる、シンプルながらよいアプリだと思います。
別途購入した2つのソフト、「ウイニングイレブン 3DSoccer」と「リッジレーサー3D」については、まだあまりプレイしていないので、ごくごく簡単にレビュー。
「リッジレーサー3D」は、3Dの風景を楽しんでいる余裕がない、という印象(笑)。またレースゲームは大画面の方がやはり臨場感があっていいのかな、と何となく思いました。
逆に「ウイニングイレブン 3DSoccer」は、なかなかの臨場感。これはプレイ時の視点がピッチ全体を俯瞰する視点ではなく、操作対象の選手を背後から捉える視点だから、という要因も大きそうです。
選手の動きや向きに合わせてピッチ上を激しく動き回るダイナミックな視点で、3D映像が展開されます。「アバター」等の3D映画もそうですが、3DSの映像も、手前に飛び出すのではなく奥行きが深くなるものなので、スクリーンの向こうに広大なピッチが広がっていて、それを3DSの小さなスクリーンから覗き込んでいるような感覚にとらわれます。これも新しい感覚。いやはや、すごいです。
「リッジレーサー3D」も「ウイニングイレブン 3DSoccer」も、また改めてレビューしたいと思います。
当初はあまり期待していなかったニンテンドー3DSですが、実際に触ってみて、これはすごい時代になった実感しました。こんなテクノロジーが家庭に入ってくるんですからね。
今後、3D&ARをうまく活用したソフトに期待したいですねー。Wiiでは、あの革新的なユーザインターフェースから、続々と新しい発想のゲームを生み出した任天堂さんですからね。
期待しています!