この度日本で開催されたクラブワールドカップの準決勝と決勝を観戦してきました。場所は横浜の日産スタジアム。普段、リーガエスパニョーラやUEFAチャンピオンズリーグのテレビ中継で見ていたバルサを、生で見ることができたのは、本当にすばらしい経験でした。
今回、デジタル一眼レフ(Pentax K20D)と望遠レンズ(DA55-300mmF4-5.8ED)、そして一脚(SLIK 一脚 モノポッド350 EX)を持って行って、スタジアムで選手たちをたくさん撮影してきました。準決勝 605枚、決勝 1,207枚。その決勝の写真の中から、印象的なものを時系列でピックアップしていきます(枚数が多くてすみません)。
バルサの選手が入場。準決勝で負傷したビジャへのメッセージTシャツを着ています。なぜかビクトル・バルデスだけカメラ目線。
キックオフ直前、握手するメッシとシャビ。
キックオフ直前、メッシ、セスク、イニエスタ、アビダル。
シャビにパスするプジョル。
攻め上がるセスクとイニエスタ。
ボールキープするシャビ。
イニエスタからセスクへのボールを見守るメッシ。
なぜか笑顔のメッシ。
セスクに指示を与えるグアルディオラ監督。
ビクトル・バルデスのゴールキックを狙うネイマール。
交錯するメッシとネイマール。
攻めこむメッシを警戒するネイマール。
シュートが外れて頭を抱えるサブのメンバー。
フリーキックのボールをセットしたネイマールと、メッシの後ろ姿。
メッシの足に吸い付くようなドリブル。
一点目直前、メッシのすごいトラップ。
そのままゴール。
一点目を抱き合って喜ぶメッシ、ブスケツ他。
一点目を決めたメッシに抱きつくダニ・アウベス。
シャビにも祝福されるメッシ。
これで1−0。
ネイマールをマークするプジョル。
バルデスのゴールキックを狙うネイマール。
2点目を決めたシャビに駆け寄るプジョル、ピケ、アビダル。
祝福の山に飛び乗るプジョル。
これで2−0。
攻めこむネイマールをケアするプジョルとピケ。
肩を叩き合うメッシとセスク。
アビダルを交わすネイマール、それをケアするセスク。
3点目となるセスクのゴールを喜ぶベンチ、抱きあうグアルディオラ監督。
祝福の人だかりに両手を上げて駆け寄るシャビ。
またもや人だかりに飛び乗るプジョル。
ようやく解散。
これで3−0。
前半終了、引き上げるメッシ、ピケ、セスク、ネイマール。
後半。シャビのコーナーキック。
メッシからシャビへのパス。
攻めこむセスク。
セスクからのパスを・・・
メッシがトラップして・・・
シュートするも、キーパーの足に挟まれて阻まれる。
攻めこむイニエスタ、セスク、メッシ。
イニエスタはそのままシュート。
ピケを下げてマスチェラーノ投入。
相手選手に倒されたメッシ、審判に抗議するチアゴ、ブスケツ、イニエスタ、シャビ、何やら話し合うセスク、ダニ・アウヴェス。
プジョルに指示を与えるグアルディオラ監督。
フリーキック。シャビとメッシがスタンバイし・・・
シャビが蹴るかと思いきや・・・
シャビはボールをスルーし・・・
メッシがキック。
ボールが足から離れないメッシのドリブル。
狭い中でシャビからメッシにパス。
メッシに詰めるネイマール。
チアゴを下げてペドロ投入。
メッシが4点目。抱き合って喜ぶメッシ、セスク、ペドロ。メッシが抱きついているのはアシストのダニ・アウベス。
続々集まるメンバー。イニエスタ、シャビ、マスチェラーノ、ブスケツ。
プジョルに替えてフォンタス投入。
握手でプジョルの健闘を称えるグアルディオラ監督。
このまま4−0で試合終了。ピッチ上で抱き合って喜ぶバルサメンバーたち。
控えメンバーもピッチに。
またもやカメラ目線のバルデス。どうやら僕の近くの席にお友達がいた様子。
表彰式。FIFAプラティニ副会長と握手するプジョル。後ろにはFIFAブラッター会長。
表彰台で健闘を称え合うシャビとネイマール。
表彰台で抱きあうシャビとネイマール。
表彰台でバルセロナのロセイ会長と抱き合うメッシ。
表彰台を降りても語り合うシャビとネイマール。
表彰台で抱きあうメッシとネイマール。
表彰台で語り合うメッシとネイマール。
表彰台の脇で寒そうに待つメッシ、マスチェラーノ、セスク、ピケ。
またもやカメラ目線のビクトル・バルデス。
またもやビクトル・バルデス。
ブスケツに説明するビクトル・バルデス。「ほら、あそこ」
盆踊り?を踊るピント、ダニ・アウベス。
なぜかペドロもカメラ目線。
ピッチを回るメンバー。
ビクトル・バルデスに加えてシャビもカメラ目線。
選手みんなでグアルディオラ監督を胴上げ。監督も満面の笑み。
胴上げ後、抱きあうグアルディオラ監督とシャビ。現監督と次期監督?
みんなで輪になって踊ろう。
CONGRATULATIONS FC BARCELONA!
さて、写真からもお分かりいただけますが、バルサは非常にメンバー同士の仲がよさそうなのが印象的でした。スタッフや監督も含めたチーム全体の雰囲気の良さがこちらにも伝わってきます。
誰かがゴールを決めると、みんながその選手に飛びついて(最終ラインのプジョルまでも。笑)、本当にチーム全体で喜びを分かち合っています。表彰式や写真撮影の際のメンバーの表情を見ていても、仲の良さが伺えます。
このチームの一体感、お互いに対する信頼感が、あの素早く正確なパス回しと、穴のない強固な守備、いわば攻守にわたる「阿吽の呼吸」を生んでいるのかな、と思いました。
この阿吽の呼吸の根底にあるのは、カンテラ時代から叩きこまれたバルサのサッカー哲学なのかも知れません。我々から見ると意外なパスでも、バルサのメンバーからすると、そこにボールが来るのは身体が自然に反応するレベルで分かっている、という。それが今のバルサの強さの秘密だとすると、他のチームがバルサを倒すのはなかなか大変な気がします。
その他の写真はこちらのFlickrセットにありますのでよろしければご覧ください。
●20111218 FIFAクラブワールドカップ決勝 その1 – a set on Flickr
●20111218 FIFAクラブワールドカップ決勝 その2 – a set on Flickr
●20111218 FIFAクラブワールドカップ決勝 その3 – a set on Flickr
●20111215 FIFAクラブワールドカップ準決勝 その1 – a set on Flickr
●20111215 FIFAクラブワールドカップ準決勝 その2 – a set on Flickr
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今回のチケットは、オーシャンブリッジのパートナーであるZyncro Tech社のファウンダー、Didacが用意してくれました。彼はFCバルセロナの役員も務めています。彼が7月に、メッシのサイン入りユニフォームを持って病院にお見舞いに来てくれたとき、「12月のクラブワールドカップではチームと一緒に来日する予定だから、Noriも招待するよ」と約束してくれていました。
結局、彼は今回来日しなかったのですが(直前には中国に出張していたので、いろいろと忙しいようです)、約束だからと僕ら家族のためにチケットを用意してくれました。
彼には家族一同、本当に感謝しています。