このトピック、いずれブログに書こうと思っているうちに、AppleのiBookstoreが日本でもオープンしてしまい、若干タイミングを逸した感はあるのですが(汗)、せっかく途中まで書いてあったので、アップしておこうかと思います。Kindleストアについてです。
僕はミステリー小説を読むのが好きです。だから電子書籍についても、そのミステリー小説の蔵書数が気になっていました。読みたい本が提供されてるかなあ、という懸念です。でも実際、昨年10月に日本でもKindleストアがオープンしてから、いろいろと電子書籍を買ってダウンロードして読んできたのですが、十分満足できる蔵書数でした。
考えてみると、僕はこれまでミステリー小説を買うときには、主に近所の本屋に行って、平積みになったり手書きPOPがついたりして、店員さんがオススメしている本の中から選んで買うことが多かったんですよね。
もちろん好きな作家の作品で読んでいないものを、棚の中から探すこともありましたが、新しい作家を開拓したいとか、違うジャンルを読んでみたいというときには、平積みあるいは手書きPOPの本の中から選んでいました。結構狭い選択肢の中から選んでいたんですよね。書店の担当者さんの好みという枠の範囲内で。そういう意味では、Kindleストアで提供されている本の中から選ぶ方が、書店の店頭で選ぶよりも幅広い中から選べます。
また最近は、出版社イチオシの新作が、いきなりKindle版でも提供されることが増えてきているようです。僕が毎年楽しみにしている年末恒例のミステリーランキング「このミステリーがすごい!」の2013年版の国内編、海外編のそれぞれ1位の作品も、Kindleストアで提供されています。僕も両方Kindleで読みました。(国内編1位:64(ロクヨン)、海外編1位:解錠師)
そして、ちょくちょくKindleストアを覗いていると、過去に紙で読んでよかった本が続々とKindle化されてきているのを目にします。Kindleストアもどんどん蔵書が充実してきています。うかつにチェックすると、思わず衝動買いしてしまって危険です(笑)。でもそのお陰で、ミステリー以外の分野に手を広げることも増えています。
ということで、Kindleの世界だけでも、十分に幸せな読書生活が送れると感じています。
最後に、僕がKindleで読んだ本、過去に読んでよかった本でKindle版が提供されているもの、そしてこれからKindleで読みたいと思っている本を、順番にリストアップしてみます。「こんな本もKindle化されているのか」など、多少でも読書好きのみなさまの参考になればと思います。「なんだ、大した本読んでないな」とか「意外とミーハーだな」とか思われるかもしれませんが(汗)。
なお、ビジネス書は対象外です。Kindleは、主に楽しみのための読書に使っていて、ビジネス書は依然、紙の本で読んでいるためです。
————————————————————————
■Kindleで読んだ本
————————————————————————
<ミステリー>
※↑このミス2013年国内編1位
売り上げランキング: 350
※↑このミス2013年海外編1位
<その他小説>
売り上げランキング: 13,883
————————————————————————
■過去に読んでよかった本で、Kindle版が提供されているもの
————————————————————————
売り上げランキング: 858
※↑過去5年間に僕が読んだ本の中でベスト1です。
売り上げランキング: 3,662
<国内ミステリー>
売り上げランキング: 3,251
売り上げランキング: 1,756
売り上げランキング: 1,975
売り上げランキング: 1,127
<海外ミステリー>
売り上げランキング: 679
売り上げランキング: 1,378
売り上げランキング: 14,912
売り上げランキング: 692
売り上げランキング: 1,312
<その他小説>
売り上げランキング: 147
売り上げランキング: 1,797
売り上げランキング: 1,061
売り上げランキング: 843
売り上げランキング: 1,886
売り上げランキング: 1,825
————————————————————————
■これからKindleで読みたいと思っている本
————————————————————————
売り上げランキング: 4,355
売り上げランキング: 3,375
<関連ブログ記事>
▼Kindleでミステリー小説ランキング上位作品を読んでみた(このミステリーがすごい!/週刊文春ミステリーベスト10|オーシャンブリッジ高山のブログ(2015年05月19日)
▼おすすめのKindle本(新書、哲学書、宇宙論、脳科学等)|オーシャンブリッジ高山のブログ(2015年02月28日)
▼おすすめのKindle本(小説編)|オーシャンブリッジ高山のブログ(2014年11月08日)
▼Kindle PaperwhiteとiPad miniによる読書体験の比較|オーシャンブリッジ高山のブログ(2012年11月28日)
わぉ、高山さんは(も?)ミステリーがお好きなんですね!存じませんでした。実は私も大好きでして、隠居したらずっとそういう小説を読んで暮らしたいと考えております(笑)。Kindle3はそのために買ったようなものでした。今もPaperWhiteではもっぱらミステリーを読んでおります。確かに「解錠師」は面白かったですね。
そうですか…「日の名残り」は私も大好きです。イシグロさんの感性はすごいと思います。映画の方もとても好きでして、DVDも持っております。
おっとスミマセン、ベスト1は、「日の名残り」ではなく、「わたしを離さないで」です!分かりにくいので矢印↑入れました。。。
「わたしを離さないで」は映画も録画してあるんですが、哀しくなりそうで見ることができていません。。。
いずれミステリーを読んで暮らしたいというお気持ち、非常によく分かります!僕もです!
ご心配には及びません。理科系出身の私はきちんとベストワンが何かも理解しての発言です。「日の名残り」のことを話して今までに知っていた人は数人だけです(その全てがイシグロさんのファンでした)。
ジェフリー・ディーヴァーもほとんど読み終え、バルダッチは数冊読みましたが、なかなか「ミレニアム」を超えるものには出会えません。
おっと失礼しました!
日の名残りは、個人的にはラストが微妙な気もしますが、いい作品ですよね。映画化もされてたんですね!
今日はご馳走様でした。
忘れないうちに書いておきます。
ITがらみのディーヴァー作品は「青い虚空」です。ちょっと古いので違和感もありますが、小説としては楽しめます。他にIT関連ではないですが電力関係を扱った「バーニング・ワイヤー」というのもあります。私の一番は「魔術師」かな…。
短編の「クリスマス・プレゼント」は騙されまい的な楽しさがあります。
今日はご馳走様でした。
忘れないうちに書いておきます。
ITがらみのディーヴァー作品は「青い虚空」です。ちょっと古いので違和感もありますが、小説としては楽しめます。他にIT関連ではないですが電力関係を扱った「バーニング・ワイヤー」というのもあります。私の一番は「魔術師」かな…。
短編の「クリスマス・プレゼント」は騙されまい的な楽しさがあります。
こうちゃん361さん、こちらこそ昨日はわざわざ遊びに来てくださってありがとうございました!ゆっくりお話できて楽しい時間でした!
ディーヴァーのお勧め作品、早速教えてくださってありがとうございます!早速Evernoteにメモしました!今度チェックします!どんでん返しが楽しみです!
どれも早くKindle化されるといいなあ・・・。
『隣の陰陽師 弐──怨念の共鳴』
今回は電子書籍のセルフパブリッシングの紹介です。 拙著『隣の陰陽師』シリーズ第二弾が出ましたのでおしらせします。 第二弾は『隣の陰陽師 弐──怨念の共…