帯状疱疹後神経痛は漢方薬で治るのか?

ここしばらく、帯状疱疹後神経痛の痛みが激しく、ダウン気味でした。
先週月曜日は、オーシャンブリッジのオフィス移転初日ということで出社し、その後も週内に1〜2日ほど出社するつもりで予定していました。


でも水曜日頃から帯状疱疹後神経痛の痛みが強くなり、日中も痛み止めの医療用麻薬(オキノーム)を何度も飲んで、痛みをこらえて寝ていることしかできなくなり、出社は断念。数分おきに、針で刺されるような激痛が、右の脇の下と背中に走るような状況です。
この痛みの程度はなかなか説明できないんですが、例で説明してみます。
僕の場合、血液の病気(白血病・悪性リンパ腫)のため、昨年の入院中や最近の外来診察でも、血液検査のための採血の注射を打つことが多いです。でもあまりにも回数を重ねたため、血管が硬くなって、注射針を刺しても針が血管を捉えられず、皮膚の下で注射針を動かして、何とか血管に刺し込もうとトライされることがよくあります。やはりスムーズに血管に針が刺さって普通に採血されるよりも、皮膚の下で針をうにうに動かされるのはそれなりに痛いです。もう慣れましたが。
帯状疱疹後神経痛の激しい痛みは、そのように注射針を刺して皮膚の下で動かされるよりも痛いです。しかもその痛みが一回きりではなく、波のように何度も何度も繰り返し襲ってきます。大体、採血の時に痛みで声を上げることはありませんが、帯状疱疹後神経痛がひどい時には、思わず「痛い・・・」「いててて・・・」と本当に声が出ます。時には涙も出ます。
その後、少しずつ回復はしてきて、ここ2〜3日は、日中はそれほど強い痛みはありません。ただ、夜が辛く、これまでのように寝る前に痛み止めを一つ飲むだけでは効かず、二つ飲んで何とか眠りにつき、その後、早朝に痛みで目が覚める、というような状態です。
原因はよく分かりません。前回のNTT東日本関東病院ペインクリニック科での診察では、基本的に患部の状況が悪化することはなく、痛みが強くなるのは外部要因、とのことでした。
その意味では、台風による気圧の変化が影響したのか、月曜日に出社して引越し後の片付けをした疲れが出たのか、風邪が抜けずに残っていたせいなのか、よく分かりません。台風も疲れも風邪も、とっくに過ぎ去っています(台風はまた来てますが)。でもここまで痛みが強くなったのは本当に久しぶりです。
ということで、あまりにも帯状疱疹後神経痛が辛かったため、抜本的な治癒を目指して、漢方薬にトライしてみることにしました。
現在かかっているペインクリニックでは、今は積極的な治療としては打つ手がなく(以前、神経ブロック注射にトライしたものの時期が遅すぎて効果が出ず)、対症療法的に痛みをコントロールする薬が処方されているのみです(しかもそれらの薬も効いているのかよく分からず)。後は自然に治るのを期待するしかない状況です。そして自然に治る兆候は全く見えません。
そのため、「藁にもすがる」というか「効けばラッキー」という感覚で、漢方薬を試してみることにした次第です。僕に処方された漢方薬は、ヘルペスウイルスで傷んだ神経を修復する作用や、免疫力を高める作用もあるようです。根本的な治癒を目指すものです。
薬局によると、1日3回の飲み薬を、まずは1〜2ヶ月続けて様子を見てください、とのこと。
即効性を期待せず、長い目で効果が出ればラッキーという感じで、まず最低2ヶ月は、何も考えずにこの漢方薬を飲み続けてみようと思っています。
そして効果が出れば、またこのブログで、漢方薬の種類や購入した薬局などを紹介したいと思っています。
2ヶ月後、そんないい報告ができるといいなあ、と、僕自身、期待しています。

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