もう一年半以上も前に、こんな記事を書きました。
▼おもしろかったKindle本/Kindleストアで幸せな読書生活(2013年03月16日)
あれから大分時間も経っているのですが、引き続きこの記事はよくアクセスされているようです。
その後もKindleでいろいろと本を読んでいるので、改めて、比較的最近読んだKindle本の中から、おすすめできる本を紹介してみたいと思います。まずは小説編です。個人的な5つ星評価と、ひとことコメントも付けてみました。
なお、 小説以外(科学書、哲学書等)については、また別の記事で改めて。
<国内ミステリー>
ガダラの豚 I(中島らも)
★★★★★
すばらしい。まさにエンターテイメント小説超大作。長さを感じさせないリーダビリティと、ぐいぐい引き込まれるおもしろさ。
ガダラの豚 II(中島らも)
★★★★★
ガダラの豚 III(中島らも)
★★★★★
ルパンの消息(横山秀夫)
★★★★★
横山秀夫の幻の名作・大作。複雑に絡み合ったトリック。
宰領—隠蔽捜査5(今野敏)
★★★★★
安定のおもしろさ。このシリーズは間違いない。キャラクター設定の絶妙さと警察小説のリアリティ。
迷路館の殺人(綾辻行人)
★★★★☆
館シリーズはやはりおもしろい。騙される爽快感がある。
人間の証明(森村誠一)
★★★★☆
社会派ミステリーの名作。胸に残る読後感。
ワイルド・ソウル(上)(垣根涼介)
★★★★☆
壮大なスケールのエンターテイメント犯罪小説。
ワイルド・ソウル(下)(垣根涼介)
★★★★☆
すべてがFになる(森博嗣)
★★★★☆
うむ、なるほど、というトリック。
破門(黒川博行)
★★★★☆
やくざを含めたキャラクター設定の妙。
最悪(奥田英朗)
★★★☆☆
最悪な状況に落ち込んでいく人々。
邪魔(上)(奥田英朗)
★★★☆☆
読後感が・・・。
邪魔(下)(奥田英朗)
★★★☆☆
ハサミ男(殊能将之)
★★★☆☆
ふむ。。。
殺戮にいたる病(我孫子武丸)
★★★☆☆
ふむ。。。
イニシエーション・ラブ(乾くるみ)
★★★☆☆
ふむ。。。
孤独の歌声(天童荒太)
★★★☆☆
ふむ。。。
<海外ミステリー>
天使と悪魔(上)(ダン・ブラウン)
★★★★★
さすがにおもしろい。ダ・ヴィンチ・コードに優るとも劣らない。ロバート・ラングドン・シリーズの他の作品も楽しみ。
天使と悪魔(中)(ダン・ブラウン)
★★★★★
天使と悪魔(下)(ダン・ブラウン)
★★★★★
ボーン・コレクター(上)(ジェフリー・ディーヴァー)
★★★★☆
おもしろい。これからリンカーン・ライム・シリーズを順に読んでいくつもり。
ボーン・コレクター(下)(ジェフリー・ディーヴァー)
★★★★☆
夏を殺す少女(アンドレアス・グルーバー)
★★★☆☆
ヨーロッパをあっちへこっちへ。
<その他ヒューマンドラマ等>
風が強く吹いている(三浦しをん)
★★★★★
箱根駅伝にかける学生のロマンがすばらしくよく書けている。自分も走りたくなった。河原で走ってみたら、200メートルくらいでダウンした(涙)。
クライマーズ・ハイ(横山秀夫)
★★★★★
横山秀夫ならではのリアリティ。彼の警察小説とはまた違った読み応え。
オレたちバブル入行組(池井戸潤)
★★★★☆
半沢直樹シリーズは安定のおもしろさ。
オレたち花のバブル組(池井戸潤)
★★★★☆
半沢直樹シリーズは安定のおもしろさ。
ロスジェネの逆襲(池井戸潤)
★★★★☆
半沢直樹シリーズは安定のおもしろさ。
出口のない海(横山秀夫)
★★★★☆
横山秀夫が描く戦争と若者。
とんび(重松清)
★★★☆☆
自分は娘一人なのであまり感情移入はできなかったが、息子がいる男親には響きそう。
天国までの百マイル(浅田次郎)
★★★☆☆
自分の闘病経験が強すぎて感情移入しきれなかったが、いい作品。
ララピポ(奥田英朗)
★★★☆☆
奥田英朗という人は、作品の幅が広く、器用な人だなあ、と。
我が家の問題(奥田英朗)
★★★☆☆
同じく、奥田英朗は作品の幅が広く、器用な人だなあ、と。
ということで小説編は以上です。また近いうちに小説以外(科学書、哲学書等)についても書いてみようと思っています。
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