昨日は虎の門病院での定期診察日でした。前回の診察から4週間ぶりです。
あれから、インフルエンザにかかったりといろいろありました。。。
さて、診察時の主治医のGY先生のお話です。いつもの通り、血液検査の結果から。
白血球 前々回6.2→4.0→7.1
ヘモグロビン 前々回11.0→11.7→10.9
血小板 前々回144→108→206ということで、白血球は増加し引き続き正常値。
ヘモグロビンは微減も問題なし。
血小板は大幅に増加し正常値。
こちらはひと安心。
続いて、ここのところ懸念材料になっていた肝機能について、引き続き血液検査の結果から。
AST(GOT) 前々回46→26→20
ALT(GPT) 前々回77→93→65
LD 前々回266→208→203ということで、ASTは正常値で安定。
ALTはまだ高めだが低下。
LDは引き続き正常値で微減。
増加傾向にあった肝機能の数値も低下してきて、こちらもひと安心。
そして、インフルエンザ後の血液検査で地元の内科で指摘された、MCVとMCHの数値の高さと大球性貧血の可能性についても聞いてみました。
MCV、MCHが高いのは、抗がん剤治療中だからです。恐らくメソトレキセートの影響でしょう。まさに大球性貧血の状態です。これはしょうがありません。
やはりあの時の予想通り、GY先生はすでに承知の上でした。多少立ちくらみがあるのですが、倒れないよう気をつけていくしかないですね。
この話の時、先生に聞かれました。
インフルエンザの時は、抗がん剤はどうしていたんですか?
えっ、普通に飲んでいましたが。。。
と答えたのですが、どうも、インフルエンザの治療中は抗がん剤も一時中断したほうがよかった模様です。「そうだったのか、、、面倒でも、虎の門病院に電話して聞くべきだった、、、」と若干後悔しました。まあ、治ってしまった今となっては今さらですが。
また引き続き残っている微熱と喉、鼻の症状については、風邪薬のPL顆粒とアレルギー薬のアレグラを今回も処方してもらいました。
そして、今後の維持療法についてはこんなお話になりました。
今後、風邪が落ち着き、肝臓の数値もこのまま安定していったら、維持療法の抗がん剤の量を増やしましょう。現状は標準量の60%ですが、70%に増やしましょう。
抗がん剤の量を増やせれば、でまた一歩、治療が前に進むことになります。
診察の最後に、年末の朝日新聞の記事のコピーをGY先生にお渡しし、こんなお話をしました。
実は、MY先生には少しお話ししていたんですが、ブログに闘病記を書いていて、それが朝日新聞に取り上げられました。谷口先生はメディアにもよく登場されているので実名で書かせていただいていますが、GY先生とMY先生はイニシャルで書いています。でも、読む人が読めば、イニシャルだけでも誰のことか分かってしまうと思うのですが。。。
でもGY先生は、「ああ、別に構わないですよ!」と言ってくださいました。ちょっと安心しました。GY先生には、記事のコピーを谷口先生やMY先生にも回していただけるようお願いして、診察は終わりました。これでこのブログは東京女子医科大学病院の先生方だけでなく虎の門病院の先生方からも公認です(笑)。
血液検査の結果もそうですが、ブログについても、ちょっと安心した今回の診察でした。
病院公認ブログ、うらやましいです。実名を出せるのも・・・
私も正体がわかってもギリギリ大丈夫な基準で書いていますが、なにせ勤め人なもので、大っぴらに実名ブログにはしないでいます。
南姫さん、
僕はもともといわゆる社長ブログとして実名で書いていたので、病気になってからもその流れで書いています。ただ先生方にはそれぞれのご意向もあるので、一応確認して書いています。