抗がん剤治療を再度中断/感染症でCRPが9に上昇

昨日、定期診察で虎の門病院に行ってきました。
Hospital


先日書いたように、先週から37〜39度の発熱が続いています。鼻づまりや喉の痛みもひどいです。主治医のGY先生の診察では、まずはその状況を報告しました。
その報告を受けて、血液検査の結果とレントゲン写真を見ながら、GY先生は以下のように話してくれました。

炎症反応を示すCRPの値が9と高くなっています。何らかの感染症を起こしているものと思います。胸のレントゲンも胸の音も問題ないので、肺炎の心配はなさそうです。

肝臓の数値は高めです。血球については白血球が2.8、赤血球が2.89、血小板が68と少ないですが、維持療法や感染症の影響でしょう。

「CRP」(C反応性蛋白)はよくチェックしている項目なんですが、9という値はあまり見たことがなかったので、自分でも驚きました。過去数回の検査では0.0〜0.1という値でした。以前風邪をひいていたときでも0.5でした。正常値は0.3以下とされています。
▼C反応性蛋白 – Wikipedia

C反応性蛋白(-はんのうせいたんぱく、英: C-reactive protein)は、体内で炎症反応や組織の破壊が起きているときに血中に現れるタンパク質。

細菌感染では上昇しやすく、ウイルス感染ではアデノウイルスなど一部のウイルス以外ではインフルエンザウイルスのように強い発熱を発症するものでも上昇は軽微である。つまり、通常の感冒では上昇しないことが多い。

このようにCRPが高いときは細菌感染が疑われます。
以上の状況から、維持療法として続けている抗がん剤治療を中断した上で、抗生剤のクラビットで感染症を治す方針となりました。化学療法の中断期間はまずは2週間です。2週間後の診察の際に、その後の再開の方針を相談します。
この5月にやはり高熱で化学療法を中断した際は、当初2週間の予定だった中断期間を最終的に3週間に延ばしました。その結果、免疫力は回復し、発熱も治まりました。
今回も、維持療法中断と抗生剤投与が功を奏し、熱などの症状が早く治まってくれればと思います。
化学療法が続いているということで、体調面を含めなかなか思ったようにいかないことも多いのですが、焦っても何もよくなりません。目の前の状況を受け入れて、今できることだけに集中して、一つ一つ乗り越えていきたいと思います。これまでと一緒ですね。

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