昨日は虎の門病院での白血病・悪性リンパ腫の診察でした。4週間ぶりです。
前回の診察では、感染症の治癒を受け、維持療法の抗がん剤(メソトレキセート、ロイケリン、プレドニゾロン)を再開していました。
ただしその際、GY先生からは以下のようなお話がありました。
血液検査の記録を見ると、7月に抗がん剤の量を増やしてから(標準量の70%→75%)、血球数が減っているように見えます。ですから今回は、増やす前の量である標準量の70%で再開することをお勧めします。
そのため、昨日の診察には、改めて抗がん剤の量を増やせれば、と思って臨みました。
しかし、結果は逆になってしまいました。
GY先生の診察では、いつものようにまず血液検査の結果から確認しました。以下のようなお話でした。
白血球が1,700(前回2,600)、血小板が85,000(前回276,000)と減っています。
やはり抗がん剤を再開した影響で血球が減っているものと考えられます。日常生活の上では問題ない数値ですが。以前からお話ししているように、維持療法では標準量で抗がん剤を続けられる患者さんはほとんどいません。血球が減ってしまうためです。
抗がん剤の量は標準量の70%から50%に減らしましょう。次回の診察は2週間後にして、血球の数を見ましょう。
残念ながら、抗がん剤(メソトレキセート、ロイケリン)の量は増やすのではなく減らすことになりました。しょうがないですね。ステロイド剤のプレドニゾロンについては、以前減らした量を継続します。
最後に、冬を前に、インフルエンザの予防接種について質問しました。一年前にもおなじ質問をしていたのですが、基本的には同じようなお答えでした。
維持療法のメソトレキセート等の副作用で白血球やリンパ球が減っているので、インフルエンザの予防接種を打ってもあまり抗体が作られないものと思われます。どこまで予防の効果が期待できるかという問題ですね。
昨年は、インフルエンザの予防接種を受けた後に診察でGY先生に可否を確認したのですが、今年はまだ予防接種は受けていません。今回の診察でもGY先生はあまり積極的ではない印象でしたので、今年は予防接種を受けるのはやめようかと思います。
引き続き維持療法については一進一退ではありますが、基本的に体調は悪くなく、体力も回復してきていると感じています。次回2週間後の診察では、白血球や血小板等の血球数が回復していればと思います。