先週、家族に「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」の出版のお祝いをしてもらいました。場所はいつものように、恵比寿の葡萄酒房allee(アレ)。
今回は、席に案内された途端にサプライズ。なんと、吉田シェフ、並木ママ、そしてスタッフのみなさんが、いきなりスパークリングワインでの乾杯で、出版をお祝いしてくれたのです。
長年alleeに通っていますが、お店のみなさんと一緒に乾杯したのは初めての経験です。驚いたとともに、感激したことは言うまでもありません。
十数年前からお世話になっている、そして病気のたびに何度もご心配をおかけしたalleeのみなさんと一緒にお祝いができて、本当に感無量でした。記念撮影もしました。みんなで撮ったこの写真は、思い出深い一枚となりそうです。
持参した著書を並木ママにお渡ししたら、吉田シェフはすでにご自分で購入してくださったとのこと。ありがたいことです。リクエストいただいたので、僭越ながら本にサインをさせていただきました。
そして料理を選んでいると、吉田シェフがすごいものをお皿に載せて持ってきてくれました。
何でもお客さんからのリクエストで特別に入荷した牛肉の高級部位、カイノミとのこと。「もしよかったら高山さんもどうですか?」と言っていただいたので、もちろんお願いしました。
前菜はやはり魚。alleeのカルパッチョはおいしいだけでなく見た目が美しくて好きです。
生ハムとイチジク。
alleeに来てこれは外せない定番、アスパラガスのチーズ焼き温泉卵のせ。
そしていよいよ先ほどのカイノミのグリルが出てきました。肉の焼き加減が絶妙ですばらしく、その肉の旨味にカボスのソースが微妙な酸味を添えていて、最高でした。
パスタは、僕がオランダに住んでいた頃に行きつけのイタリアンレストランでよく食べたプッタネスカ。あの頃を思い出す味です。
そして最後に、「出版おめでとう」のメッセージ入りのデザートプレートを出してくれました。
alleeはいつ行ってもおいしいだけではなく、吉田シェフ、並木ママをはじめとするみなさんの温かいサービスで、本当に幸せな気持ちになれるお店です。
吉田さん、ママ、ありがとうございました!忘れられない出版のお祝いになりました!
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ
(幻冬舎/税込1,188円/全国の書店にて発売中)