増刷が決まりました!「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」重版出来!

昨日、久しぶりに幻冬舎の担当編集者のMさんからお電話がありました。

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\


「なんだろう?」と思って電話を取ると、「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」の増刷が決まったとのことでした!
いわゆる「重版出来(じゅうはんしゅったい)」ですね(まだ印刷ができあがっているわけではないのですが)。
出版不況の中、本を出版するのも大変なことだと思うのですが、増刷に至るのも大変なことです。出版社さんの当初見込み(初版部数)以上に売れているということですからね。ありがたいことです。
また最近はKindleなどの電子書籍も普及しています。自分で本を出すまで知らなかったのですが、電子書籍がいくら売れても紙の本の在庫は減らないため、増刷にはつながりません(考えてみると当たり前ですが)。
僕の周りの特にIT業界の方にはKindleユーザーも多く(自分も含め)、僕の本もKindleで読んでくださっている方が多いように感じているのですが、それでも紙の本もたくさん売れているようです。
前にも書きましたが、紙の本には、電子書籍にはない、モノとしての質感があります。
▼見本が届きました!/本の編集はモノづくり/「治るという前提でがんになった」来週発売|オーシャンブリッジ高山のブログ

こうして本ができあがって、実際に手にとってみると、「自分がこれまで作ってきたものは、単なるテキストではなく、手触りや匂いなどの質感を伴ったモノだったんだなあ」と実感します。

編集者さんが、デザイナーさんやカメラマンさん、そして校正者さん等とともに細かいところにまでこだわって作り上げてきたのは、この実体のあるモノなのだということに気づきます。本の編集とはモノづくりだったんですね。

だから、紙の本が売れて増刷になることは、本当にうれしいことです。
最近僕の本についてよくお聞きするのが、「家族や友人に送ったら喜ばれた」ということです。「希望が持てた」「役に立った」「感動した」などの感想を持っていただけるようです。
確かに、周囲の方にプレゼントするなら、電子書籍ではなく紙の本ですよね。アマゾンを見ても、「闘病記」カテゴリーの「人気ギフトランキング」で、いつも上位に入っているようです。そうやって草の根的に広がっていった結果が今回の増刷だと思います。本当にありがたいことです。
応援してくださっているみなさま、本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
この本が、一人でも多くのがん患者さんやそのご家族の手に届き、みなさんが明るい未来を取り戻すためのお役に立てばと願っています。
P.S. ちなみに昨日は、18回目の結婚記念日でした。大切な記念日に、もう一つうれしい記念が加わりました。

「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」書影・表紙画像\
治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ

(幻冬舎/税込1,188円/全国の書店にて発売中)

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