先日、こちらのヘルプマークの記事を書いたところ、いくつコメントをいただきました。
▼ヘルプマークを入手、裏面に書いた緊急時のメッセージ|オーシャンブリッジ高山のブログ
その代表的なものが、
「ヘルプマークを身につけていても、認知度が低いので、電車内でもほとんど席を譲ってもらえない。」
というもの。
僕はまだヘルプマークをつけてから数えるほどしか電車に乗っていないのですが、確かにまだ声をかけていただいたり、席を譲っていただりしたような経験はありません。
しかし、その数少ない外出で乗った東急東横線の車内で、ヘルプマークを見つけました。
分かるでしょうか?優先席の窓の「優先席」のステッカーの左隣に、ヘルプマークが貼ってあります。そこにはこう書いてあります。
援助が必要な方のマークです。席をおゆずりください。
これは有効な周知方法だなと思いました。優先席に座る人が見る(であろう)窓に、ヘルプマークが掲出してあるのです。
マタニティマークについては、すでに「優先席」ステッカーの中に取り込まれて一体化しています。
でもヘルプマークは後発なので、別にステッカーが用意されています。ただ、優先席ステッカーの中にヘルプマークが取り込まれたバージョンも見ました。
東急電鉄のホームページによると、今年6月からの告知活動のようです。
▼車両の優先席に「ヘルプマーク」の掲出を開始します|東急電鉄からのお知らせ|東急電鉄
当社は東京都などが推奨する「ヘルプマーク」を当社の保有する全車両の優先席に掲出し、認知度の向上に取り組んでまいります。
今までもポスターやデジタル表示機でご案内しておりましたが、多くのお客さまからご要望をいただいていることから、6月下旬より当社の保有する全車両の優先席への掲出を順次開始してまいります。
ヘルプマークを全車両に掲出していただけるとのこと。これで認知度が上がることを期待したいですね。
また東京都のホームページを見ると、すでに5年ほど前から、全ての都営地下鉄、都営バスで、ステッカー標示がされているようです。普段、病院に行く日くらいしか電車で都内に行かないので、気づきませんでした・・・。
こうした各所での地道な努力により、少しずつでもヘルプマークの認知度が上がっていけばありがたいと思います。
先日は珍しく、家の階段で足を滑らせて転んでしまいました。幸い怪我はありませんでした。でも外出先で、例えば駅の階段などで転んで頭を打ったりすると、過去の脳腫瘍摘出手術に加えて、昨年のさい帯血移植により骨密度が下がって、骨折のリスクが高まっていることもあり、非常に危ないのです。
もちろん、自分自身も、特に駅などの人混みでは非常に気をつけながら歩いてはいるのですが、中でも視野が狭いことによるリスクは避けきれません。いつも人や柱、壁などにぶつかってしまいます。
そのような事情があるのですが、それは僕の外見上は分かりません。だから電車内でも駅でも、何かあったときに、僕のヘルプマークを見た周囲の方が力を貸してくださると大変助かります。
もちろん、このブログも微力ながらヘルプマークの認知度向上のお役に立てればと思います。