先日、オーシャンブリッジから下記のようなプレスリリースが発表されました。
▼竹中工務店が膨大な図面や文書を電子化し、ナレッジ共有実現のために オーシャンブリッジの「Brava for FileServer」を採用 – オーシャンブリッジ・マガジン・オンライン
竹中工務店様でのオーシャンブリッジ製品採用のニュースです。導入事例インタビューはこちらです。
▼膨大な図面や文書を電子化し、ナレッジの共有をBrava for FileServerで実現。理想のワークスタイルを追求し続ける/株式会社竹中工務店様
竹中工務店様は、僕がウェブ系ベンチャー(デジタル・マジック・ラボ社/DML)で、オーシャンブリッジの前身となる事業を立ち上げていたころからのお客様です。
上記インタビュー記事にも、1997年に「Net-It Central」という文書共有システムを導入したことが触れられています。
このアメリカ製のソフトウェア「Net-It Central」をローカライズ(日本語化・翻訳)して日本企業に販売し、サポートする事業を、僕はDMLで立ち上げました。
その黎明期に、竹中工務店様はNet-It Centralを導入してくださいました。当時も今も、大企業が、実績の少ないベンチャーのソフトウェアを社内システムに導入するのは、勇気ある決断だと思います。何かトラブルがあると、業務運営に影響してしまいますから。
そして僕は2001年にオーシャンブリッジを設立し、DMLからMBO(経営陣による事業買収)によりNet-It Central事業を買収することになります。
オーシャンブリッジを設立してからも、竹中工務店様はこのシステムを使い続けてくださっています。それだけでなく、オーシャンブリッジが海外から新しいソフトウェアを見つけてくると、それらも導入して活用してくださっています。カナダ製のBravaやイギリス製のNXPowerLiteですね。
前述のように、竹中工務店様とは1997年からのお付き合いですから、もう22年になります。
変化のスピードの速いこのIT業界において、22年もの長きにわたってお付き合いいただいているというのは、改めて感慨深いものがあります。その間のネット周りの環境、例えばiPhoneやTwitter、Facebook、Googleなどの誕生や変遷を考えると、その長さが改めて実感されます。
先日、何気なくFacebookを眺めていたときに、この竹中工務店様の写真が目に留まりました。オーシャンブリッジの企業アカウントからの投稿でした。
この写真に写る竹中工務店のみなさんのお顔を拝見し、22年前に初めてお会いした日のことや、打ち合わせの後に飲みに行った日のことを思い出して、思わず涙ぐんでしまいました。
22年は長いです。子供が生まれて成人してしまうほどの年月ですから。
僕の人生にもいろいろなことがありました。結婚し、起業し、子供が生まれ、がんになり、治ったと思ったらまたがんになり、会社を手放し、またまたがんになり、そして現在。
事例インタビューの最後に、竹中工務店様から下記のようなコメントをいただいています。
オーシャンブリッジは創業時からの付き合いがあり、良いパートナー企業だと思っています。これまで、業務改革に役立つツールを、国内海外問わずいち早く紹介してくれました。新しいツールの導入が、当社のワークスタイル改革をサポートしてくれています。
ありがたいお言葉です。
自分が20年以上も前に立ち上げた事業が、こうして今でも、企業のビジネス活動の役に立っている。それは日本経済の発展に貢献しているということです。
実は竹中工務店様のように、オーシャンブリッジ創業前後の時期からから現在に至るまでお付き合いくださっている企業様はいくつもあります。
そうしたお客様に恵まれて、オーシャンブリッジが設立されました。
そして、さらに多くのお客様に支えられて、もうすぐ創立18年を迎えます。
これまでにお世話になった全てのお客様に、心から感謝いたします。