「がんサポート」のインタビュー記事の後編が公開されました:「グリオーマ、悪性リンパ腫、骨髄性白血病と3度のがんを乗り越えられた理由・後編 」「がんになったからといって決して不幸なわけではない」

先月このブログで、「がんサポート」のインタビュー記事「グリオーマ、悪性リンパ腫、骨髄性白血病と3度のがんを乗り越えられた理由 娘の20歳の誕生日までは死ぬわけにはいかない・前編」を紹介しました。
このたび、このインタビューの後編が公開されました。
▼グリオーマ、悪性リンパ腫、骨髄性白血病と3度のがんを乗り越えられた理由 娘の20歳の誕生日までは死ぬわけにはいかない・後編 | がんサポート
無菌室のベッドの上で

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後編に書かれていること

前編は1回目のがんであるグリオーマ(脳腫瘍)の話がメインでした。
後編では、その次の悪性リンパ腫の話、その闘病中のオーシャンブリッジ社長退任の話、オーシャンブリッジの売却の話、そしてまさかの3回目のがん、急性骨髄性白血病さい帯血移植治療の話をお話ししています。
さい帯血移植治療の中で、死の淵でさまよったお話もしました。深夜に容態が急変し、血圧が60まで下がり、当直の先生をはじめ血液内科の先生たちが集まってきたときのことです。

「この患者さんはこのまま死んでしまう」

と医師があきらめかけたという話です。

3度のがん闘病で気づいたこと

そして最後に、3度のがんを経験してやっと見えてきたことについてもお話ししました。
そこでお話したトピックをいくつかピックアップします。

「がんを乗り越え、生きていかなければならない絶対的な理由を見つけることが大切」

「自分があと何年かで死んでしまうかも知れないとわかったときに、残された時間を何に使うべきなのかが鮮明になってくる。
自分の人生で何が本当に大切なのかが明確になり、それ以外のことは手放していく」

「これまで当たり前だと思っていた日常の1つ1つが、本当は当たり前ではなく、ありがたいことだと気づきます。そして、日常の当たり前の中に、本当の幸せが潜んでいることに思い至ります」

「3回もがんになって、いろいろなものを失ってしまいましたが、何が自分にとって大事なのか、何が幸せなのかを気づいた今が一番幸せ」

「現在闘病中の皆さんも、『がんになったからといって決して不幸なわけではない。がんを乗り越えた先には、これまでよりもっと幸せな人生が待っている』と信じて、希望を持ってがんを乗り越えてほしいと、心から思っています」

これらのトピックは、記事の2ページ目に書かれています。
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今回のインタビューでは、自分が3回のがんで経験してきたこと、その中で悩み迷ったこと、そして気づいていったことなど、今の自分が、がん患者さんやそのご家族に伝えたいことを、長時間にわたって一通りお話しさせていただきました。
その意味では、自分としても「やりきった感」のあるインタビューでした。
僕の長い話をすばらしい記事にまとめてくださった高橋さん、ありがとうございました。

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