2023年になりましたね。今年もよろしくお願いいたします。
今年初めての投稿です。
昨年は突然思いついて英検一級を受けることを決め、30年ぶりにしっかり机に向かって勉強しました。その結果、12月に無事に一発で合格。
しかし本来は、英検より先に取り組むべきテーマがありました。
それは、ここ数年来持ち越している2冊目の書籍の執筆です。
1冊目の「治るという前提でがんになった 情報戦でがんに克つ」を幻冬舎さんから出版させていただいたのが2016年。それから早いもので6年経ちました。
2冊目の内容については、1冊目を出版した直後から温めていて、2019年には概要のメモをまとめて担当編集者さんとも擦り合わせてありました。
しかしその後、親族ががんで亡くなったり、自分にも新しいがん(大腸がん)が見つかったりしているうちに、自分の中で、いろいろと迷いが生じてきてしまいました。
2冊目の本で何を書き、何を伝えるべきかという、そもそもの執筆テーマについての迷いです。
それからなかなか手をつけられないまま、数年が経過してしまいました。
その間、家族からもずっと
「次の本はいつ書くの?」
「出版社さんもいい加減気が変わっちゃうよ」
と微妙なプレッシャーを受けていて、書かなきゃ書かなきゃと思ってはいたんですが、去年は英検一級というおもしろそうなテーマを見つけてしまい、そちらに現実逃避してしまいました。。。
しかし、無事に英検一級に合格したことで逃げ場を失った今年は、いい加減に重い腰を上げようと思っています。
とりあえずは数年前にまとめた原稿のメモをもう一度整理しつつ、その後の闘病(大腸がんの手術)や、視覚障害や疼痛(帯状疱疹後神経痛)などを抱えたがんサバイバーとしての生活を通じて思うことや学んだことなどを文章にまとめて、形にしていきたいと思っています。
今のところ、1冊目のいわゆる「闘病記」とは趣の変わった本になるように思います。
出版がいつになるかは分かりませんし、そもそも出版できるかどうかも分かりませんし、さらには今後また新たな壁にぶつかって立ち止まってしまうこともあるかもしれません。
しかし、2冊目執筆は自分にとって大きなunfinished business になっているので、今年はしっかり蹴りをつけてfinishedに持ち込みたいと考えています。引き続き応援よろしくお願いします!
ということで、2023年もオーシャンブリッジ高山のブログをよろしくお願い申し上げます。