リリカ(プレガバリン)を再度増量。衰えを知らない帯状疱疹後神経痛とどう対峙していくか

先月、虎の門病院の血液内科に行ってきました。

いつものように、白血病悪性リンパ腫のフォローのための血液検査と診察です。そして今回は山本先生に一つ相談したいことがありました。

血液検査の結果

血液内科の山本先生の診察ではまず血液検査の結果から。

いつものように大きな問題はありませんでした。

腎臓のクレアチニンの数値は、これまでの治療(抗がん剤やさい帯血移植の影響で引き続き高めですが、ただ前々回は1.44、前回は1.16、そして今回1.24と、一時よりは下がってはいます(基準値は0.65〜1.07)。

今後、大きく上がらないことを願います。

薬の調整

続いて次回の診察日を決め、それまでの間の薬を処方してもらいます。

ここで、帯状疱疹後神経痛のために飲んでいる痛み止めのリリカ(プレガバリン)の増量をお願いしました。

帯状疱疹後神経痛の現状

相変わらず帯状疱疹後神経痛はひどく、夜寝ていても何度か痛くて目が覚めてしまいます。その度にレスキュー用の痛み止めであるトラマドールを飲んで、痛みが引いてきてから眠る、の繰り返しです。

基本的には1日の中でも痛みが完全に治まるときはなく、24時間痛みはあります。その痛みの強さが周期的に強くなります。そうするとトラマドールを飲んでしのぎます。

痛みの種類は、突き刺されるような痛みです。最悪に痛いときは、患部(右の脇の下から背中にかけて)に太めの注射針(ワクチン接種用の細い針ではなく、採血用の太い針)を刺されて、そのまま皮膚の下で針をグリグリ動かされる感じです。

採血のときに看護師さんが、血管を狙って皮膚に針を刺したはいいが、針が血管に刺さらず、皮膚から針を抜かずに皮膚の下で針を動かして再度血管に刺そうとするときのイメージです。血液がんを患った方でないと分からないかもしれませんが。。。

日中であれば、ある程度痛みが強くなってきたら最悪の状態に備えて早めにトラマドールを飲むのですが、夜間は痛みが最悪の状態になって目が覚めて、そこでトラマドールを飲み、それが効いてきてからうとうと眠りにつくという感じです。

これでは翌日の体調にも影響するため、薬を変えることを含めて先生方には折りに触れて相談をしてきているのですが、現状ではリリカ+トラマドールの組み合わせ以外には有効な手はないようです。

そこで、数年前に薬を全体的に見直す中で服用量を減らしたリリカについて、改めて増やしてみることを考えました。

悪性リンパ腫白血病の治療から年数も経っていて、薬に対する体の反応も以前とは変わっているかもしれない、以前は効かなかったけど今ならリリカも効くかもしれない、という淡い期待を持ったわけです。

そういうわけで山本先生に相談した結果、これまで朝1錠(75mg)、夜1錠(同)飲んでいたリリカを、朝1錠、夜2錠に増やすことになりました。

これで様子を見て、副作用等の問題がなければ、次回の診察でさらに朝2錠、夜2錠(合計300mg /日に増やします。

なお、前述のように僕はこれまでの治療の影響で腎臓の状態があまりよくないので、これが上限とのことです。

以前も上限までリリカを飲んでおり、あまり効果を感じられずに減らしたわけですが、とにかく今は他に打てる手がなく、ここに期待するしかありません。

とにかく少しでもリリカが効いて、痛みの波がもう少しなだらかになってくれればと思っています。

そしていずれはもっといい治療法や薬が開発されて、朝まで痛みに起こされることなく眠れる日(夜?)が来ることを願っています。

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