先週発売された、僕の2冊目の著書「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」ですが、おかげさまでSNSやメール等でたくさんの反応をいただいています。
「買いました」というコメントだけでなく、「読みました!前書きですでに感動して泣いてしまいました!」などのご感想もたくさんいただいています。ありがとうございます!
今日は、「この本に興味はあるけれども、自分が知りたいことが書いてあるかな?」と思っている方のために、幻冬舎さんに確認の上、特別に目次を公開させていただきます。
目次を全てそのまま掲載していますので分量が多いのですが、立ち読みの代わりとして、ご購入の判断にご利用いただければと思います。
「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」目次
はじめに
第1章 白血病と闘うベッドの上で考えていたこと
異常の発見、そして治療開始
急性骨髄性白血病が見つかる
なぜこのときの告知が一番辛かったか
起業した会社に戻りたいのに戻れない
何もしないで生きていく
会社は自分の子どもであり自分自身でもある
人生最大の仕事をやり遂げ、最大の危機が訪れる
厳しい移植治療を受けても6割は亡くなる現実
白血病と造血幹細胞移植
実績のある骨髄移植、近年増加する臍帯血移植
5年生存率が40%から30%にダウン
1年でも2年でも時間を稼ぐことが大切
移植患者ががんばるべき3つのこと
年下の先輩患者から勇気をもらう
恐怖の移植パンフレット
怯えをスライドで整理してみた
移植治療を自分なりに捉え直し、受け入れた段階
治療への不安を乗り越えた3つのステップ
ドナーの候補が決まる
臍帯血に「のりこちゃん」と命名
移植治療のリアル
白血病の勢いが増し、前倒しで抗がん剤スタート
無菌病棟でたくさんの再会
抗がん剤投与開始
いよいよ臍帯血移植―― 移植Day 0
のりこちゃんの歌―― 移植Day 1
辛さを乗り越える助けとなった医師たちの声がけ―― 移植Day 2~3
高熱と解熱剤の追いかけっこ―― 移植Day 4~7
40.6度の熱と闘う―― 移植Day 8~10
胃にドリルを突き立てられる痛み―― 移植Day 13
かゆくて痛い手足症候群―― 移植Day 15~18
バースデープレゼントとなった生着―― 移植Day22
本当の闘いが始まった、生着後の日々
膀胱炎による大失態―― 移植Day 30~40
味覚障害で心が折れかける―― 移植Day 45
初めての外泊許可―― 移植Day 77
寛解を確認
神様がお願いを叶えてくれない
生死の境をさまよった夜
入院中に一番欲しかったもの
COLUMN がん患者を応援する
「思ったよりも元気そうだね」には要注意
第2章 大腸がんと闘うベッドの上で考えていたこと
大晦日の実家にて血便に驚く
4回目のがん告知
がんより食道静脈瘤のほうが緊急度が高かった
腸を突き破られるような検査の痛み
食道静脈瘤を縛るか固めるか
肝臓がんへの不安
血便のおかげで2回、命が助かっていた
腹腔鏡手術とはどんな手術か
直腸がんの腹腔鏡下手術当日
以前のがん治療が今回の治療に与えていた影響
術後の痛みは「日にち薬」で良くなる
「みんなで診させてもらいます」の真意
COLUMN がん患者を応援する
お見舞いの際は必ず事前に確認を
第3章 5度のがんが教えてくれたこと
〝元通り〟はもう目指さない
これまでのがん治療が残したデメリット
がんになる前と同じ体を取り戻す必要はある?
100%健康な体なんてあり得ない
東洋医学を活用する
がんが教えてくれた幸せもある
当たり前の日常が突然崩れ去る「がん告知」
人生の残り時間は無限ではない
墓石を押し返しながら生きていく
物質的な幸福には限界がある
治療の「記念日」を大切に
COLUMN がん患者を応援する
「一番大変なのは患者本人だから」は本当か?
第4章 がんを乗り越えるためのフレームワーク
ステップ1 がんという現実を受け入れる
前を向くための3つのアプローチ
- 認知的に受け入れる
- 科学的に受け入れる
- 感情的に受け入れる
生存率2%でも生きている患者がここにいる
医師は生存率に関係なく患者を治そうとしている
治療を否定したくなる気持ちと闘う
自由診療クリニックの高額ながん治療の問題点
「標準治療」こそが「最高」の治療
ステップ2 目標を定める
- 人生の目標を見直す
- 治ったらやりたいことを考える
- 目標から逆算して治療方針を決める
- 目標とは、死ぬわけにはいかない絶対的な理由
ステップ3 主体的な患者になる
「先生に全てお任せします」は命に対して無責任
- 病気について勉強する
- 医師に質問して話し合う
- 医師と信頼関係を構築する
- イメージ療法で治療の効果を高める
「医者が治すのではなく、自分の力で治すんです」
ステップ4 「今ここ」に集中する
がん患者が到達するのはある意味、悟りの境地
- マインドフルネス瞑想
目標達成イメージを潜在意識に刷り込む - 後悔と不安を手放すリフレーミング
治療への不安をリフレーミングしたチャート
自死を考えるほどの治療の苦痛を乗り越えた方法
再発の心配をリフレーミングする - 時間についての概念を見直す
過去はあいまいで不確かな、記憶の連続
過去への後悔に意味がない理由
未来とは根拠の薄い妄想
過去も未来も幻想。あるのは「今ここ」だけ
COLUMN がん患者を応援する
病室へのお見舞い以外にも方法はいろいろある
第5章 がんはなぜ何度も私のところにやってきたのだろう
自分を縛っていた「過去のストーリー」
病室のベッドでたくさんのストーリーに気づかされた
「移植したくない」という思いが移植を引き寄せたのか
ミッションの方向性が間違っていたのではないか
引き寄せた理由はどうあれ、乗り越え方は変わらない
「人生のシナリオ」という不公平
未来のシナリオは今ここで自分が紡いでいる
がんを乗り越えるシナリオを描く
おわりに
執筆中に発覚した5回目のがん
がんに感謝
人智を超えた大いなる存在はどこにいるのか?
さらに高い目標を目指して
「今度」を失う辛さと、取り戻した幸せ
参考図書
以上が、「5度のがんを生き延びる技術 がん闘病はメンタルが9割」の目次です。
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この本が1人でも多くのがん患者さんやそのご家族に届き、がんという人生の困難を乗り越えていくためのお役に立てばうれしいです。
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