サイモントン療法によるがんのイメージ療法/MA療法の怖い副作用:白血病・悪性リンパ腫闘病記(34)

前回の闘病記からの続きです。
◼︎2013年6月18日(火)。入院37日目。抗がん剤治療開始から29日目。
この日から、抗がん剤治療「Hyper-CVAD/MA療法」の2コース目である「MA 療法」(MTX+Ara-C療法)が始まりました。
抗がん剤メソトレキセートの点滴

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急性リンパ性白血病の画期的な細胞医薬「CTL019」がアメリカでスピード承認されるか?

先日、こんな記事を見つけました。
▼テイラーメードのALL治療用細胞医薬CTL019が米国で画期的治療薬に指定:日経メディカル(記事全文を読むには無料会員登録が必要です)

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闘病記ブログは患者だけでなく医師の役にも立っていたという話

昨日は定期検査と診察のために東京女子医科大学病院に行ってきました。MRI検査と、その後に脳神経外科と放射線科の診察です。
今回は、ブログに書き続けている闘病記・体験記が、いろいろな意味で人の役に立っていることを再確認できました。

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病室で会社の決算書・税務申告書に署名/社長にしかできない仕事:白血病・悪性リンパ腫闘病記(33)

前回の闘病記からの続きです。
前回の記事で、2013年6月17日(月)(入院36日目。抗がん剤治療開始から28日目)の闘病記を書きました。その数日前のこと。
オーシャンブリッジにとって、6月は税務申告の時期です。僕は社長として毎年、営業報告書の文章を書き、決算書・税務申告書に署名・捺印していました。
病室で決算書に署名

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初めての外泊、娘から父の日のメッセージ/子供は分かっている:白血病・悪性リンパ腫闘病記(31)

前回の闘病記からの続きです。
◼︎2013年6月15日(土)。入院34日目。抗がん剤治療開始から26日目。
入院後、初めての外泊で前日の夕方に帰宅し、一晩明けた土曜日。
布団から起き出したのは11時近く。
病院に入院していると、朝は7時前から検温やら体重測定やら何やらで看護師さんに起こされます。しかも、僕がいた病棟は重篤な患者さんもいたため、夜中も他の病室やナースステーションからのいろいろな電子音がうるさく、眠りは浅くなりがちです。こんなにゆっくり、ぐっすり眠れたのは本当に久しぶりでした。
この日は一日、久しぶりの我が家で、家内と娘と3人でのんびり過ごしました。
食欲は戻っていたため、カツサンドを食べたり、
カツサンド

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がん治療とQOLに対する患者本人の意志/うつに対するメンタルケア

先日書いた下記の記事について、Facebook上でいくつかコメントをいただき、やり取りをしました。
▼社員の言葉に涙/底なしの深い海に沈んでいく:白血病・悪性リンパ腫闘病記(24)|オーシャンブリッジ高山のブログ
まずこの記事の概要を抜粋します。

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初めての外泊許可で帰宅、オーシャンブリッジと娘のダブルでサプライズ/LINEグッズ:白血病・悪性リンパ腫闘病記(30)

前回の闘病記からの続きです。
◼︎2013年6月14日(金)。入院33日目。抗がん剤治療開始から25日目。
前日のGY先生、MY先生からの話で、この日の夕方から二泊三日での外泊許可が出て、一ヶ月ぶりに自宅へ帰れることになりました。迎えに来てくれる家内は仕事の都合で夕方になります。
LINEキャラのグッズ

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患者が自覚症状をもとに薬の使い方を工夫/忘れられた12周年:白血病・悪性リンパ腫闘病記(29)

前回の闘病記からの続きです。
◼︎2013年6月13日(木)。入院32日目。抗がん剤治療開始から24日目。
この前日にFacebookに投稿した「とりあえず生きてます」メッセージに対しては、多くの方から温かい応援のコメントをいただき、本当にありがたく思いました。

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