前回の闘病記からの続きです。
2013年5月21日(火)。入院9日目。
いよいよこの日から、抗がん剤治療「Hyper-CVAD/MA療法」(ハイパーシーバッド・エムエー療法)が始まりました。この治療では、1コース目に「Hyper-CVAD療法」という複数の抗がん剤の点滴を行い(点滴から回復期間まで1コースあたり合計3〜4週間)、その次に2コース目として、「MA療法」(MTX+Ara-C療法)として、別の複数の抗がん剤の点滴を行います(やはり1コースあたり合計3〜4週間)。
病気(悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病)
主治医との対話と適切な質問の重要性/塗り替えられた生存率
今日は、2週間ぶりの診察日で、虎の門病院 血液内科を受診してきました。
いつものように30分近く採血で待たされた後、主治医のGY先生の診察室前へ。そこでしばらく待った後、血液検査の結果が出た頃に順番が来ました。
まずは血液検査の結果から。一通り数値を確認いただいた上で、GY先生は問題ないですね、とのこと。
冊子「もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき」を読んで共感したこと
「もっと知ってほしい 大切な人ががんになったとき」という冊子がキャンサーチャンネル(たくさんのがん啓発団体が連携し、1つのメディアとして情報発信を行うウェブサイト)で公開されています。
これを読んで、悪性脳腫瘍(グリオーマ)と白血病・悪性リンパ腫を経験したがん患者として共感した点、周囲の人に知っておいてもらえたらなあという点をピックアップしてみます。
治療方針に関して主治医と繰り返した議論の中身: Hyper-CVAD/MA+リツキサン療法と造血幹細胞移植
前の記事からの続きです。
僕は悪性リンパ腫・白血病(B細胞性リンパ芽球性リンパ腫)の治療方針に関して、昨年の入院中に何度も主治医のGY先生、担当医のMY先生はもちろん、血液内科部長で僕が虎の門病院を選んだ理由ともなった谷口先生とも議論しました。
外来診察での血液内科の主治医との話/悪性リンパ腫の再発は検査で分かる?
今日は、今週火曜日、4月8日の虎の門病院血液内科での外来診察の内容について書きます。本当はもっと早く書きたかったのですが、ちょっと不注意により帯状疱疹後神経痛の痛みが激しくなり、二日ほど寝込んでいました。。。
さて、火曜日の虎の門病院での外来診察の日。病院に着いてまずは採血。この日はなぜか混んでいて、いつもより長めの25分待ち。採血をしてくれた検査技師さんによると、年度が変わって先生の担当が変わったりしたことで、患者さんが増えているのでは、とのこと。