ちょっと間が空いてしまいましたが、白血病・悪性リンパ腫闘病記の続きです。前の闘病記はこちら。
2013年5月13日(月)に、僕は虎の門病院の血液内科に入院しました。
入院当日の朝、保育園に行く娘に、「パパは病院に行ってくるね。パパもがんばるから、パパがいない間、◯◯もがんばってね」と言ったら、気丈にも「うん」と頷いていました。
病気(悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病)
患者に対する周囲の勝手な期待と、理解されない患者の苦労
昨日、こんなブログ記事を書きました。
▼ギリギリの毎日を生き切る
これを書いた意味は、一つには「こう見えて、僕も大変なんですよ!」と言いたかった、というのも正直なところあるのですが(笑)、もう一つは、病気をした人は、多かれ少なかれこういう経験をしたり、こういう思いをしたりしているんじゃないかなあ、と思ったからでもあります。
ギリギリの毎日を生き切る
先日、NTT東日本関東病院に行く際、目黒駅からタクシーに乗りました。タクシーに乗って行き先を告げると、運転手さんが「お見舞いですか?」と言いました。「いえ、自分が・・・」と答えたら、運転手さんは「え、ご自分ですか?どこも病気に見えないですね・・・」と言いました。
別の日のこと。家族で近所を歩いている時、偶然、学生時代の友人に会いました。Facebook上で僕の投稿を見てくれていた彼は、僕の顔を見て、「痩せたけど、意外と元気そうだね」と言いました。
治療終了パーティ@Namak Cafeにて修了証書を授与された!
先日このブログに書きました通り、ついに20日間にわたる通院による放射線治療が終わりました。
そしてこれは、放射線治療だけではなく、2013年5月13日の入院から始まり9ヶ月近くに及んだ僕の悪性リンパ腫・白血病(B細胞性リンパ芽球性リンパ腫)の治療がひと通り終わったことを意味します。これからは再発を防ぐ維持療法(メンテナンス療法)として、抗がん剤の飲み薬の服用等に移行していきます(血球の回復具合を見ながら)。
さて、その治療が終了した2月7日(金)の夜、家族で近所のNamak Cafeに行ってお祝いをしました。娘によるとパーティです(笑)。
ようやく放射線治療が終了!今度こそ自宅療養生活へ
本日、無事に放射線治療が終わりました。
退院から3週間後の年明け1月10日(金)にスタートして今日まで、月〜金の平日は毎日、4週間にわたり、虎の門病院に通って放射線治療を受けました。合計20日の通院でした。
帯状疱疹後神経痛との闘い/手術を回避/お酒は飲んでもいい?
昨日は退院後3回目の虎の門病院 血液内科の外来診察の日でした。今回は主治医のGY先生に、こちらからいろいろとご相談がありました。Evernote上にご相談事項のメモを作成しておいて、それを見ながら診察を受けました。
その僕からのご相談事項の前に、まず前日の採血に基づく血液検査の結果の説明から。白血球が前回より下がっているが(3.2→1.9)、好中球はそれほど低くない(59.5→44.0)ので、恐らく現在受けている放射線治療の影響でしょうとのこと。当面様子を見ることになりました。ただ、抵抗力が下がっているということなので、風邪などには気をつける必要があります。
そして僕からのご相談事項を7点。
白血病・悪性リンパ腫の病院選び/病院ランキングに出てこない裏情報:白血病・悪性リンパ腫闘病記(5)
(前回の記事からの続きです)
2013年5月7日(火)の午後に国立がん研究センター中央病院で病理検査の結果を聞き、「B細胞性リンパ芽球性リンパ腫」との診断が下りたときは、このままがんセンターで治療を受けるのがいいかと考えていました。
実際、同じ日の午前中の東京女子医科大学病院での脳神経外科、放射線科の診察(2年前の脳腫瘍摘出手術のフォロー診察)の際も、女子医大の先生方とはその方向で話をしていました。特に、それまでの腫瘍の進行スピードから見て、あまりゆっくりしていられない病気であり、早く病院を決めて治療に入るべきだということもありました。よって、生検を受けたがんセンターでそのまま治療を受けるのがよいのではと考えていました。
退院後二回目の外来診察/幻の自宅療養
昨日は退院後二回目の外来診察(血液内科)でした。
11時半から放射線治療があるため、その前の11時に診察予約を入れてありました。
通常、血液内科の診察の前には採血をし、血液検査の結果に基づき診察をします。でも朝の採血は混むため、昨日の放射線治療終了後、事前に採血を済ませておきました。このあたりは主治医のGY先生の指示によります。